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探偵コラム

夫婦喧嘩は子供にどんな影響が出る?夫婦の問題を解消する方法

夫婦関係はいつまでも円満とはいかず、「最近夫・妻と喧嘩ばかり…」と悩む方も少なくありません。長年一緒に暮らしているし、喧嘩は免れないのが実情です。しかし、その夫婦喧嘩状態が慢性化すると子供にはどんな影響が出るのでしょうか。

今回は夫婦喧嘩がもたらす子供への影響と、夫婦喧嘩の原因や夫婦関係の問題を解決する方法をご紹介します。夫婦喧嘩後の子供へのアプローチ方法もまとめたので、あわせて参考にしてください。

夫婦喧嘩が日常化すると子供にどんな影響が出るのか

些細な夫婦喧嘩なら決して珍しくありませんが、夫婦仲が悪化し夫婦喧嘩が日常的に行われている、または家庭内別居状態のようにいわゆる「冷静状態」だと子供にも影響は及びます。まずは夫婦仲が悪いと子供はどう受け取るのかを見ていきましょう。

影響は大きくわけて、

・精神的な影響、心へのダメージ

・身体的な影響、心を病んだことによって起こる成長の阻害や体調不良

この2つです。ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

精神的な影響

まずは心への影響です。子供に体罰や暴力を振るっているわけではないので、まずは精神面に悪い影響が及びます。

感情表現ができなくなる、自己主張が少なくなる

夫婦喧嘩によって子供が怖い思いをし、自分の話を両親が聞いてくれない状況が続くと、子供は自分の感情表現を諦めてしまいます。「夫婦喧嘩は夫婦だけの問題で、子供への虐待では決してない」と思われる方もいるかもしれませんが、家族として養育環境を整えられない状態が続くのは立派な虐待です。

家庭内に居場所がなくなり、子供は「欲しい」「やりたい」「見て」と親にアプローチをしなくなります。悪化すると学校など日常生活の場でも自己主張が少なくなり、主体性のない子に育つ可能性も出てくるでしょう。

恐怖心が増え、意欲がなくなってしまう

親が怒鳴り合うのを日常的に見ている、親が暴力を振るい喧嘩するのを目撃している子は、ささいな物音や誰かを呼ぶ声にも恐怖心を覚えてしまいます。これは一時的な夫婦喧嘩だとしても、子供にとって衝撃的な場面だとPTSD(心的外傷後ストレス障害)を引き起こしてしまい大人になっても苦しむ方も少なくありません。「怖い」というのは自分を萎縮させ、意欲を減退させてしまうもの。挑戦する心ややる気にも影響が出るため、子供の健やかな成長を阻むのは想像に難くありません。

暴力的・反抗的になる

親の暴力を「当たり前」として見ていると、当然自分も暴力を振るうようになります。よく「子供は親の背を見て育つ」と言われていますが、これは脳にある記憶組織ミラーニューロンの働きによって引き起るもの。つまり、親の行動を見て子供が学び、同じように振舞うのは科学的な根拠があるのです。

子供に暴力的な子に育って欲しいと思う親はいません。ですが、家庭環境が悪いと他人にも暴力を振るう可能性もあり、家庭内だけでなく家庭外でも問題行動が増えてしまうでしょう。「話し合って解決する」という現代社会で生きる一人の人間としての倫理観が育っていないので、親にも不信感を抱きがちで反抗的になるのも影響のひとつです。

身体的な影響

次は身体的な影響です。直接的な体調不良につながらなくとも、精神的なダメージをそのままにしておくと「目に見える悪影響」が子供に出てきます。

脳に影響が出ることも

夫婦喧嘩を日常的に子供の前でも行う、過度に怒鳴る叱るを繰り返す行為は「マルトリートメント」と呼ばれます。これは子供に対する虐待の一種で、例え暴力を振るっていなくても子供に直接危害を加えていなくても、「不適切な養育環境を改善しない」行為をマルトリートメントと呼びます。

このマルトリートメントが続くと、子供の脳は次第に萎縮し記憶力が低下したり、落ち着きがなくなったりと脳が傷つく可能性もあるのです。決してすべての子供がちょっとした怒鳴り声や親からの叱られた経験によって脳に障害が出るわけではありませんが、こうしたリスクはあると親は正しく理解し恐れなくてはなりません。

食欲不振に陥る

脳への影響のひとつですが、家庭の居心地が悪いと食欲不振が起き、成長段階の子供にとっては心だけでなく身体的な育成が妨げられることもあるでしょう。悪化するとうつ病や感情の歪みが起き、精神的にも疲弊してしまいます。

親同士の問題だから子供は関係ない、と考える気持ちも理解できます。しかし、一緒に暮らしている以上家族の一員として夫婦喧嘩は子供とは無関係というわけでは決してなく、夫婦の問題は子供にも影響が出ると考えてすみやかにフォローしなくてはなりません。

夫婦喧嘩の原因とは?

子供にとっても悪い影響があり、放っておくと自分の人生まで豊かさを失ってしまう夫婦関係の悪化。夫婦喧嘩を防ぐために、その原因を考えてみましょう。

不貞行為

最も多いのが不貞行為です。不貞行為とは夫婦の浮気を指し、定義として「配偶者以外の者と自由な意思によって性的な関係を結んだら」とされています。浮気は交際段階では当人同士の話し合いによって解決されますが、夫婦もしくは同等の内縁関係の間柄で行うと、貞操義務を破ったことになり慰謝料請求の対象になったりこれを理由に離婚を要求できたりします。

このようにペナルティがあるからこそ、浮気は隠れて行わなくてはなりません。配偶者に疑われていると思ったら浮気を必死に隠すことはもちろん、「浮気しているのか?」と問い詰められたら自己弁護したり言い訳したりするでしょう。相手がやってはならないことをしているのに、それに応じず言い逃れするのは配偶者にとって怒りの原因でしかありません。夫婦喧嘩をやめる前に、浮気を明らかにして浮気をした側は認め、謝る姿勢が重要です。

関係性のマンネリ化

長年夫婦生活を送っていると、結局は夫婦でも他人なので関係性にマンネリが起こります。楽しくない、話すこともない、なぜ一緒にいるのか分からないと相手に飽きてしまうと、些細なことで喧嘩になるケースも珍しくありません。

「付き合っていたころは良かったのに」「新婚時代は喧嘩なんてなかったのに」そう思うかもしれませんが、マンネリが起こるのはおかしなことではなく、長年夫婦生活を続けていると必ず「慢性化」は感じるものです。互いに相手のことを認め合い、長くいたからこそ生活に新鮮な喜び・発見を見出さないと、夫婦関係の改善は見込めないでしょう。

相手への不満

不貞行為と重なる点も多々ありますが、相手が「家事や育児をまったく手伝ってくれない」「働いてくれない」「浮気ばかりして家庭を顧みない」状況だと相手への不満が溜まります。夫婦が離婚する原因のひとつに「性格の不一致」が挙げられ、このように相手への不満が募り「この人と自分は合わないのかもしれない」と思い始めると夫婦喧嘩は次第に増えていきます。

喧嘩をする状態では、まだ意見の交換ができ相手の言い分を聞けるだけよいのかもしれません。夫婦喧嘩を重ねるうちに相手への興味すらなくなり、顔を合わせても会話がなく、仮面夫婦のようになると互いに歩みよるのは難しくなるでしょう。

夫婦喧嘩の原因「不倫」を解決する方法とは

「相手に不満があるから」「長く夫婦生活を続けて、相手に飽きている気持ちがある」このような状態で起こるのが夫婦間の浮気である不倫です。夫婦喧嘩と不倫どちらが先にあるかの因果関係はさまざまですが、喧嘩の要因の多くが不倫にまつわるとは十分に想像できます。

そこで、夫婦喧嘩をせず家庭内の関係性を良好に保つために、不倫を解決する方法をご紹介します。3つの行動に起こしやすいポイントを見ていきましょう。

放置せず話し合う

まずは放置せず、話し合うことです。もし夫婦喧嘩が重なり家庭内別居を始めていた、もし不倫がなくても離婚の話があり、いずれ離婚する状況だったと互いに認識できていれば、実はこれはいわゆる慰謝料請求できる不倫ではなく、夫婦関係に不倫が影響しなかったとして慰謝料が発生しません。ただ、いずれにせよ「子供への影響」を考えると夫婦が互いに不干渉である状況や不倫を見過ごしてよい理由にはならないでしょう。

夫婦問題を解決したいと思うのなら、放置せずに話し合いましょう。不倫をいつから始めたのか、不倫をやめてもらうために誓約書を作成し約束を交わしてもかまいません。離婚しなくても相手に慰謝料請求をすること自体は可能なので、夫婦なりの「けじめ」を作ってみるのもおすすめです。冷静に話し合えない場合は、第三者を含めて意見を交換し、子供への悪い影響を及ぼす夫婦喧嘩が勃発する状況を改善しなくてはなりません。

探偵や興信所の不倫調査を利用する

不倫をやめさせたいけれど、実際に不倫をしているのか今一つ根拠に欠ける場合。恐らく不倫していると思うが、相手にはぐらかされて話し合いにもならない。こうした状況では不倫の証拠を揃えて不倫の事実を明らかにすることが大切です。

興信所や探偵では、不倫を専門的に調べる不倫調査が利用できます。不倫は「自由な意思を持って性交渉に及ぶこと」なので、自分だけでは調べられない「不倫相手と配偶者がラブホテルに出入りする写真」「性交渉があったと第三者にも確実に示せる根拠」が必要です。探偵をはじめとする調査会社は、依頼人に代わって調査の専門家として詳しく調べ上げてくれます。

不倫調査は料金がかかるものですが、自分一人で問題を抱え込み、子供へのケアまでしながら不倫を調べるのはとても難しいもの。また不倫相手の情報も得られるので、不倫の当事者である二人にきちんと慰謝料請求できる点も大きなメリットです。不倫は放置してはならないと先ほど説明しましたが、確かにその通りで、家族や子供への影響はもちろん「放っておいたら不倫をやめてしまい、問題がうやむやになって解決できなかった」というケースもあります。不倫調査を行う調査会社ではまず無料で相談を受けることもできるため、気になる方は早めに行動することをおすすめします。

夫婦関係に強いカウンセリングを利用する

夫婦関係の再構築を考えているけれど、配偶者にどうアプローチすればよいのか分からない場合は、互いの関係性を見つめ直すきっかけを作るカウンセリングもおすすめです。カウンセリングにはそれぞれカウンセラーによって特徴があり、「離婚するための気持ちの乗り越え方」が知りたいのか「離婚を防ぐためにどう立ち回ればよいのか」が知りたいのかで選び方が変わってきます。大抵の場合夫婦一緒に同席してカウンセリングを受けるのではなく、夫・妻別々に話を聞き二人の言い分の落としどころを見つけるようになるため、今「相手と会話ができない」という状況でも利用はおすすめです。

夫婦喧嘩後、子供にどうアプローチする?

夫婦喧嘩を繰り返している意識がある、子供にも悪い影響が出る…。確かに夫婦の仲の悪さは子供にとって悪影響です。しかし、例えば脳が傷つき精神的にも不安定になってしまったとしても、フォローによって関係の修復はできます。やり直せないことではないので、子供へのフォローの仕方を知っておきましょう。

子供の心のケアに徹する

夫婦喧嘩を見た子供は、心が深く傷ついた状態です。混乱し怖い思いをしているので、「パパって嫌な人だよね」と相手をなじる言葉を子供にも与えるのではなく、「大丈夫だよ」「ごめんね」と子供の傷ついた感情を認めてあげ、安心させてください。

もし配偶者が不倫していたとして、相手への恨み言を吐くのは子供ではありません。親同士がいないところで悪口を言い合うのは子供を板挟みにしているので、まずは子供だけを見て心のケアに徹するようにしましょう。

子供に対するスキンシップを増やす

スキンシップはオキシトシンと呼ばれる成分が分泌され、精神的に安心感をもたらします。大きな子だと抱きしめることは難しいかもしれませんが、小さな子は抱きしめて全身で「あなたのことが好き」と愛情表現をしましょう。子供との会話を増やし、一緒に過ごす時間を長くすることも大切です。

親の事情は隠さない、子供に分かるように説明する

夫婦喧嘩は止められないのだから、子供に分からないようにすればよいのではないか。こう考える方もいます。しかし、子供は家族の一員です。親の事情は子供に隠すのではなく、分かるようにきちんと説明して親の決定を常に示していきましょう。

「パパとママは離婚するけど、どっちが好き?どっちと暮らす?」と子供に選べない選択肢を与えてはいけません。「パパとママは別々に暮らすけど、あなたはどちらとも一緒に遊んでいいからね」と子供にも分かるように説明しましょう。

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